インドゴムノキの管理方法
管理環境
【置き場所】 強い光を好みますが、性質は丈夫で、耐陰性も強いので、年間を通して明るい室内で楽しむことができます。冬以外は戸外でもかまいませんが、真夏の強光に当てると日焼けすることがあるので、日光の強いときは半日陰にします。耐陰性が強いとはいえ、冬は日照不足になりがちなので、できるだけ太陽光に当てるほうがよいでしょう。
【温度・越冬】 生育適温は20〜30℃程度です。耐寒性は比較的強く、5℃あれば十分に越冬するので、普通の室内なら問題はありません。
コメント
本種はゴムノキの名前が付いていますが、実際に弾性ゴムを採取するのは、パラゴムノキ(Hevea brasiliensis)です。これは、科まで異なる植物で、トウダイグサ科パラゴムノキ属に属し、南米アマゾン流域の原産です。
 なお、インドゴムノキからも弾性ゴムは採れます。幹や枝に傷を付けると出る白い樹液を採取して、弾性ゴムに調整するのですが、含有量がパラゴムノキに及びません。古くは弾性ゴムを採取した時代もあったので、この名前があるのです。
 なお、インドゴムノキのフィカス属には果物のイチジクがあります。
栽培
【水やり】 生育期には用土が乾いたら十分に水を与え、葉水をかけて湿度を保ちます。生育の止まった低温期でも、月に数回の灌水は必要です。水不足でも急に葉が垂れることはないので、気づきにくいのですが、下葉が枯れ落ちる原因の多くは水不足です。なお、葉が大きいので埃などで汚れがちですが、葉水はこれを洗い落とす効果と湿度を保つ効果があり、多湿を好む本種には葉水は不可欠です。
【肥料】 夏の生育中のみ緩効性肥料の置き肥か、液肥をときどき与えます。ただし、株を大きくしすぎないように、窒素をやや控えめにするとよいでしょう
【植え替え】 5〜6月が植え替えの適期です。株が大きくなったら一回り大きな鉢に植え替えます。2〜3年に1回が目安です。極端な根詰まりは下葉が落ちる原因になります。
【殖やし方】 取り木または挿し木ができます。すぐに大きな株にしたい場合や、下葉の落ちた株を再生したいときには取り木が適します。挿し木は葉のあるところを1節ごとに切り刻んだ茎挿しになります。
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