シクラメンの管理方法

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購入株の管理
【購入時の株の選び方】 花、蕾や葉が多く、よく締まった生育をし、病害虫のついていない株を選びます。
【置き場所】 観賞時は明るい涼しい室内に置きます。日照不足、空気の乾燥などは日持ちを悪くします。暖房器の近くに置くのは厳禁です。寒さにはにはかなり弱く、2℃程度までは大丈夫です。
【水やり】 鉢土の表面が乾いてから十分に水を与えます。水が多過ぎると根腐れを起こし、逆に乾きすぎるとすぐに萎れます。萎れた場合はすぐに十分に水を与え、蒸散を少なくするために新聞紙などで周囲を囲ってやると回復してきます。
 底面吸水鉢の場合は底皿の水を切らさないようにします。ただし、たまには土の表面からも水を与えるのが無難でしょう。
【開花中の管理】 咲き終った花は、花茎ごと抜き取ります。蕾や花茎にカビがついて腐る症状があれば、これは灰色カビ病ですから、見つけ次第抜き取ります。また、液肥の1000倍液を月1回程度与えるとよいでしょう。
【開花後株の管理】 花後も普通に管理して夏越すれば来年も花が楽しめます。しかし、暑さに弱い植物ですから株が弱ってくる場合が多いのです。その場合は水を全く与えないで、鉢のまま乾燥させて休眠状態で夏越しします。夏の間は通風がよい涼しい日陰で、雨の当たらない場所に置きます。秋に球根から新芽が伸び始める9月下旬ごろに、土を少しほぐして一回り大きな鉢に植え替えます。そして、水やりを始めます。花は少し遅れますが、豪華な大鉢に仕上げることができます。
苗からの育て方
【栽培場所】 冷涼な気候を好み、30℃を越すと生育が急速に衰えるので、夏は戸外の涼しい半日陰の場所に、他の季節は、日当たりのよい場所に置きます。雨に当てないのが原則です。
【殖やし方】 殖やすのは種まきで、適期は十月ごろです。園芸箱か浅鉢に、排水と保水性のよい清潔な土を入れて、よく押さえて均します。そして、3cm間隔でたねを播き、川砂か同じ土で、薄く覆土します。それから、底から充分に水を吸わせ、全体を黒いビニールで密閉し発芽するまで、涼しい室内に置きます。発芽まで30〜35日くらいかかります。この間ほとんど乾かないはずですが、ときどき点検して、乾いておれば水をやります。発芽すれば、日当たりのよい場所に移します。 
【植え替え】 葉が3〜4枚になる2〜3月に3号ポットに植え替えます。さらに、4月ごろに4号ポットに、6月または9月ごろに5号鉢に植え替えます。真夏は植え替えを避けます。また、用土は清潔な排水性、保水性のよいものを用います。専用の市販品がよいでしょう。
【肥料】 冬の間は月1回、4月以後は月に2〜3回の割合で液肥の1000倍液を与えます。ただし、真夏はやや少なめとします。
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